事故直後は痛みがなくても受診すべき理由 ― “炎症のタイムラグ”とは?
「事故の直後は痛くなかったのに、翌日になって首や腰がズキズキしてきた…」
そんな経験をされた方は実はとても多いです。
なぜ“その時は平気”でも、あとから痛みが出るのか?
その鍵が、体の中で起こる “炎症のタイムラグ” にあります。
■ そもそも、なぜ痛みが“遅れて”出るの?
交通事故の衝撃を受けた瞬間、体の中では次のようなことが起きています。
① 体が緊張し、痛みを感じにくくなる(防御反応)
事故のような突然の衝撃があると、体はビックリして 交感神経がフル稼働。
アドレナリンが出て、筋肉がギュッと固まり、痛みの感覚が鈍くなります。
→ “その時は大丈夫”に感じてしまう理由がここ。
② ダメージを受けた組織が、ゆっくり炎症を起こす
筋肉や靭帯は、伸ばされたり微細な損傷を受けると 数時間〜1日かけて炎症が進行します。
炎症が進むと…
- 腫れる
- 血流が悪くなる
- 筋肉が固くなる
その結果、 6〜48時間後に痛みやコリが強く出てくることが多いのです。
③ むち打ち症は特に“遅れて出る”典型例
首は細い筋肉や靭帯が多く、衝撃に弱い部位。
そのため、
- 当日は無症状
- 1〜2日後に首の痛み、重だるさ
- 数日経ってから頭痛・めまい・吐き気が出る
というパターンは非常に多いです。
■ 痛みがなくても受診すべき理由は?
● ① 早めに炎症を抑えることで“長引きを防げる”
炎症が広がる前に適切な処置をすることで、痛みが慢性化するリスクを軽減できます。
● ② 事故証明として“初期の受診記録”が重要
交通事故の治療を保険で受ける場合、
事故から時間が空いてしまうと因果関係を認めてもらえないことがあります。
「痛みは後から出た」というのは医学的に普通のことですが、
書類の上では初期受診が非常に大切になります。
● ③ 本当に危険なケガをしていないか確認できる
痛みがなくても、
- 骨の細かい損傷
- 筋肉・靭帯の損傷
- 神経へのストレス
などが隠れていることがあります。
自分では判断できない部分こそ、早期のチェックが重要です。
■ 事故後すぐにできるセルフチェック(応急)
- 首や腰を左右に動かしてみて違和感がないか
- 深呼吸すると胸・背中に痛みが出ないか
- 立ち上がった時にフラつきや頭痛はないか
- 手足のしびれが出ないか
※何も感じなくても、必ず専門機関で検査を受けましょう。
■ まとめ:痛みがない=ケガがない、ではない
交通事故の症状は「後から出てくる」が普通です。
だからこそ、
“無症状のうちに”受診することが、体と保険の両面で最も大切。
必要であれば、当院でも
- むち打ち症の初期評価
- 炎症を抑える施術
- 日常生活での注意点
- 保険手続きのサポート
まで一貫して対応いたします。
「事故の後、念のため診てもらいたい」
そんなタイミングで、お気軽にご相談ください。
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