事故後に“頭痛”や“めまい”が残るのはなぜ?
「事故の直後は何ともなかったのに、数日後から頭痛が…」
「めまいがして、朝起きるのがつらい…」
そんなお悩みを抱える方は少なくありません。
実は、交通事故の後に起こる“頭痛”や“めまい”は、
単なる疲れやストレスではなく、**むち打ち(頸椎の損傷)**が原因のことが多いのです。
■ むち打ちによる“見えないダメージ”とは?
交通事故の衝撃で首が大きくしなり、筋肉や靭帯、神経がダメージを受ける状態を「むち打ち」と呼びます。
このとき、骨には異常がなくても、筋肉の深い部分や神経のバランスが乱れてしまうのです。
特に首のまわりには、
・頭を支える筋肉
・脳へ血液を送る血管
・自律神経の通り道
が集中しています。
そのため、わずかなズレや緊張でも、頭痛・めまい・吐き気・集中力の低下といった症状が起こりやすくなります。
■ 事故直後に症状が出ない理由
「すぐには痛くなかったのに、数日後に症状が出てきた」
という方も多いと思います。
これは、事故直後は“アドレナリン”という興奮ホルモンが出ており、
体が一時的に痛みを感じにくくなっているためです。
数日〜1週間ほど経って落ち着いてくると、
筋肉の炎症や神経の圧迫によって、頭痛やめまいが表面化してくるのです。
■ 放置するとどうなる?
「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、
筋肉の緊張や神経の乱れが慢性化し、
慢性頭痛・肩こり・自律神経の不調へとつながることがあります。
特に、寝てもスッキリしない・天気の悪い日に頭が重くなる、
といった症状がある方は、早めの対応が必要です。
■ 改善のポイントは「首と自律神経のケア」
事故後の頭痛・めまいの多くは、
首の筋肉をやさしくゆるめて血流を整えることで改善していきます。
また、自律神経のバランスを整えることで、
体のだるさや不眠といった症状も軽減しやすくなります。
整体では、
・頸椎(首の骨)の歪みのチェック
・筋肉や神経の緊張をやわらげる施術
・姿勢や日常動作の指導
などを行い、体を根本から回復しやすい状態へ整えていきます。
■ まとめ
交通事故後の“頭痛・めまい”は、体が発している「助けて」のサイン。
見た目には異常がなくても、首や神経のバランスが崩れている場合があります。
「検査では異常なしと言われたけれど、なんとなく不調が続く」
そんなときこそ、早めに当院へ相談してください。
適切なケアを受けることで、つらい症状も少しずつ和らいでいきます。
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